診療対象動物

診療対象動物

犬、猫

エキゾチックアニマル(簡単な処置・治療のみ)

※エキゾチックアニマル(小鳥、ハムスターなど)については診療経験が少なく、専門性の高い治療や検査は行えませんので、ご了承の上ご相談ください。また院長がウサギアレルギーのため、ウサギの診療をお断りしております。

ご来院される方へ

・ワンちゃんはリードにつなぐかキャリー等に入れてお連れください。
・ネコちゃんはキャリーや洗濯ネット等に入れてお連れください。
・犬猫以外の動物は温度管理に気をつけ、キャリーやケージなどに入れてご来院ください。
・院内では予想外の怪我や感染予防のため、基本的に他の動物との接触はお控えください。
・ご褒美のフードやおやつをぜひお持ちください。特に子犬・子猫では重要です。

※犬猫お勧めのキャリーはこちら

病院では怖がってキャリーから出ない場合があります。
前後・上に扉があるものや、上部を取り外せる物などが便利です。

診療内容

ペットに優しく、ストレスを減らせるように工夫しています

診察で体を押えることや痛みを伴う処置は最小限になるよう努めます。
ご自宅でのお薬投与が少しでも楽になるように、できるだけ美味しい薬や小さな薬をご提案します。
臆病な子や、緊張して暴れてしまう子にも、性格や個性にあわせた接し方を心がけます。
待ち時間が長くなると動物もストレスになります。予約診療を活かして待ち時間短縮に努めます。
来院時は大好きなおやつやフードをぜひ持参してください。診察中もご褒美を与えることで“病院=嫌な場所”という経験を減らしましょう。

循環器内科

心臓病と向き合う上で大事なことは、「定期的な検査」と「個々の心臓に合わせて治療を考えること」です。心臓病は、初期には無症状なことが多いですが、隠れて進行していきます。症状が出る前から病気の進行度合いを把握して、治療を始めるタイミングを見極めることが、元気に過ごせる時間を長くするための秘訣です。当院では、「犬の僧帽弁閉鎖不全症」と「猫の心筋症」について、米国獣医内科学会(ACVIM)の治療ガイドラインを参考にしながら、個々のペットの心臓に合わせた治療をご提案します。また、心臓病の早期発見のために、健康診断に簡易心臓エコー検査(短時間で心臓病の有無や可能性を判断)を項目に加えています。

・エコー検査:心臓の内部構造、運動性、血流の変化を観察します。さまざまな情報が得られる重要な検査ですが、獣医師の技量が検査精度に大きく影響します。
・レントゲン検査:心臓全体の大きさや形の評価と同時に、肺や気管なども評価します。心臓と呼吸器の病気は症状が似ている部分がありますので、心臓の周りにも注目します。
・心電図:不整脈の診断に力を発揮します。
・その他:聴診、血圧測定、血中バイオマーカーなど

呼吸困難になった猫の心臓エコー画像。左心房が拡大し、左心房圧が上昇している。肺水腫や胸水、血栓塞栓症のリスクが高い。

前の画像と同じ猫の心臓。心臓内の構造物による左心室の運動制限。それによって全身に血液を十分に送れない。
 

もし愛犬・愛猫の心臓に不安を感じたら、ぜひ当院にご相談ください。健康そうな子でも、心臓病の治療中の子でも、飼い主様のご要望に合わせて診療いたします。

その他一般診療

一次診療としての内科・外科に対応しております。
当院は、最初からたくさんの検査や薬をご提案する方針ではありません。必要な検査・必須な治療方法を絞ってご提案し、治療にかかる時間動物と人への負担医療費のバランスを考えた診療を心がけています。もし飼い主様の方でご希望される検査や治療がありましたらご遠慮なくお申しつけください。
最善の方法を一緒に考えましょう。