当院では狂犬病ワクチンと混合ワクチンの同時接種はお勧めしておりません

お問い合わせいただくことがありますが、狂犬病ワクチンと混合ワクチンを一緒にうつということはお勧めしておりません。ワクチン接種で一番心配なことは、人でも犬でも副反応の可能性です。ワクチン製品に含まれる成分に過敏に反応してしまい、重症の場合は命にかかわることもあります。ワクチン1本でも副反応の可能性があるのに、2本うったらどうでしょうか?北海道獣医師会からは写真の通り、「混合ワクチンは、狂犬病ワクチンを接種した後1週間以上明けてから接種しましょう」と推奨されています。逆に混合ワクチンを先に接種した場合は、当院では1か月以上あけてから狂犬病ワクチンを接種することをお勧めしています。いろいろな都合で1日で両方の注射を済ませたいとお考えの飼い主様もいらっしゃると思いますが、感染症に有益なワクチン接種で体調を崩すことのないように、間隔をあけて打つことにご理解・ご協力をお願いします。